こんにちはトムです。
作曲をしようと思ってもどんな曲を作るかイメージが湧かないことやどのように進めていけば良いかわからないことがあります。
私は作曲をすることと料理をすることは似ていると思います。料理をする時に食材や味付けを行うのと同じで、曲を作る時も音と音を組み合わせたり、音のバランスなどを調整します。
同じ「物を作る」という意味では同じだと思うので、料理を例にとって考えると作曲をする上でわかりやすいと思いました。
そこで今回は、作曲と料理をすることの共通点をまとめましたので、作曲に行き詰まっている方の考え方や曲作りのイメージをする上での参考にしていただければと思います。
作曲と料理の共通点
完成品をイメージする
料理をする時にはまず、どんな料理を作るかを決めると思います。そして、作ることを決めた料理を基に具材や工程を考えて作業すると思います。
曲作りもまず、どんな感じの曲にするかを決めると方向性が決まりやすいと思います。
例えば、アップテンポの曲なのかバラードなのか、または明るい感じの曲なのか悲しい感じの曲なのかを決めるとどんな曲を作りたいかがイメージできます。
使う材料を決める
作る料理が決まったら、次に材料や調味料を用意します。用意した材料や調味料によって、次の工程に影響を及ぼすので、材料選びは重要です。
これを作曲で考えると、次に曲に使うコードやテンポを決めるということになります。決めたコードやテンポによってメロディーや曲調に影響が出るので、しっかりと吟味して決めることが重要です。
料理も作曲も使う材料によって味や音が変わるので、慎重に選ぶことが大切です。
味付けをする
次に、用意した材料を基に料理を行い、味付けを行います。この味付けによってその料理の出来栄えが決まってくるので、とても大切な工程です。しっかりと味見をして美味しく出来ているか味を確認すると思います。
作曲に照らし合わせるとメロディーを作る工程です。いくらコード進行が良くてもメロディーが微妙だと曲が台無しになってしまうので、何度も作ったメロディーを聴きなおしたり、曲の繋がりがおかしくないかを確認することが大切です。
盛り付け
料理が完成したら最後に盛り付けをします。ただ単に、お皿に盛りつけるだけだと見た目が良くないので、綺麗なお皿にしたり、盛り付け方を工夫して彩りが良い盛り付け方をすることで、より料理を美味しそうに見せます。
作曲で見ると編曲の部分に当てはまります。例えば、できた曲に対してストリングスを入れたり、効果音を入れたり、音のバランスを調整したりと仕上げを行います。
調理道具で変わる
調理道具も様々あり使う道具によって、より凝った料理を作ったり出来栄えも変わってきます。
作曲に関してもより質の良い楽器であったり機材を用意することで出来ることやクオリティも変わってきます。
ただ作るだけというところでは変わりませんが、より高みを目指す上で大切という点では、共通点と言えます。
まとめ
- 完成品をイメージする
- 使う材料を決める
- 味付けをする
- 盛り付け
- 調理道具で変わる
上記が、作曲と料理の共通点となります。
私なりのイメージなのですが、料理と作曲に共通点を感じました。
それぞれの項目に沿って作曲を行うとイメージしやすく、作曲をする時に私はイメージが湧きやすく感じました。
レシピ通りに作る料理も良いですが、自分なりにアレンジをすると、たまにすごく美味しい料理ができることがあるように、作曲に関してもセオリー通りに作るだけではなく、自分なりのアレンジを加えるとすごく良い曲ができることもあります。
また、頻繁に作っていると料理も作曲もコツを掴んで来るので、よりスムーズに作ることができるようになる点も似ていると思います。
作曲をする上での参考にしていただければと思います。