こんにちはトムです。
普段演奏したり、歌ったりしていると、中々自分の上達具合がわからなかったり、どんな風に周りに聴こえているのかが、わからないと思います。
自分では上手く演奏出来ていると思っていたり、音程も完璧に歌えていると思っていても周りに評価を聞いてみるといまいちなリアクションをされることがあると思います。
そういった時に客観的に自分の演奏をチェックすることが重要となってきます。
そこで今回は、自分の演奏をチェックすることの重要性についてまとめましたので、参考にしていただければと思います。
演奏チェックのやり方
まずは、演奏チェックのやり方を紹介させていただきます。
録音
一番手っ取り早いのは、ボイスレコーダーやスマートフォンなどで、自分の演奏を録音することです。どこででもすぐに自分の演奏を録音できるため、場所や時間を選ばず行うことができます。
知人や友達に聴いてもらう
少し恥ずかしさもあると思いますが、一番身近な他人に聴いてもらうことにより自分の演奏がどうだったかのチェックを行うことで素直な感想を得ることができます。
特にライブをしようと考えている方はお客さんの感覚に近い感想を持ちやすいので参考にしやすいです。
プロやトレーナーに聴いてもらう
少しハードルが高いですが、こちらが一番効果が高いと思います。
もし、聴いてもらうことができる環境であれば、具体的な改善方法など専門的な改善方法を受けることができるので、自身の成長に繋がりやすいです。
演奏をチェックすることの重要性
自分の音がわかる
特にボーカルの方に多いのですが、歌っている時に自分が聴こえている声と実際に他の方に聴こえている声は違います。歌っている時に自分が聴こえている声は自分の骨に振動して耳に届いているの対して、他の方に聴こえている声は自分の骨の振動がないまま届くので、聴こえ方が違ってきます。
ですので、よくあるのが録音してみると自分の声に違和感があったり、自分のイメージしている声とどこか違って感じることがあるのです。
また、抑揚をつけているつもりでもあまりついていなかったり、声真似等を行う場合も自分では似ていると思っていてもあまり似ていなかったりなどのチェックもできるため、事前に準備をする上でも大切となってきます。
自分の見え方がわかる
ライブのステージパフォーマンスや演奏時の動きについて確認を行いたい時に動画撮影を行うことで、客観的に自分がどう映っているかを知ることができます。
自分ではかっこよく決めたつもりでも客観的に見ると粗が見えたり、イメージと違ったりするので、動画を見て修正を行うことができます。以前の記事にも記載しましたが、ライブ後の反省としてのチェックとしても有効です。
データとして残せる
音声をチェックするときに録音した音声や撮影した動画は、あとから聴きなおしたり見直したりすることもできる点もメリットです。
練習していくにつれての成長過程やどこが問題だったのかを見返すことによって初心に帰ったり、自分の苦手なところを繰り返し練習したりできるため、一時的なものではなく長期的に考えてもそのようなデータが残ることはメリットになります。
まとめ
- 自分の音がわかる
- 自分の見え方がわかる
- データとして残せる
上記が、演奏をチェックすることの重要性となります。
普段、黙々と練習することも大切ですが、時には自分の演奏を自分で客観的に聴いたり見たりすることも大切です。
また、1フレーズごとや自分の苦手な部分を細かく録音したり、撮影したりして練習するとより精度の高い練習を行うこともできます。
人に聴かせる時や自分の技術の上達を向上させるために、一度客観的な視点で見てみることが自身の成長に繋がると思いますので、参考にしていただければと思います。