こんにちはトムです。
歌を歌うというと、どうしても声にばかり注目しがちです。ただ、歌は身体全体を使って発声して歌うので、実は身体づくりも大切になってきます。
また、長時間歌ったり、ライブで激しい動きをするとなると体力も必要になります。楽器と違い歌は自分の身体を使うので、身体づくりをしっかりと行うことによって歌の安定感が増したり、バテにくくなります。
そこで今回は、歌を歌うための身体づくりについてまとめましたので、参考にしていただければと思います。
身体づくりに必要なこと
基礎体力作り
スポーツにも通じるところがありますが、やはり歌を歌うということは、自分の身体を使うので、体力が必要です。長時間歌う場合に体力がないと疲労から思うように歌えなくなるので、ある程度の体力はつけておく必要があります。
日ごろから、ウォーキングやランニングを行うことで基礎体力の向上ができると思います。
腹筋、背筋を鍛える
歌を歌う際に一番使うところが、腹筋と背筋になります。ここが弱いとロングトーンや力強い発声をする上で、上手く声を支えることができません。
また、長時間歌う時などに安定した声を維持する上でも重要になってきます。ただ、逆に鍛えすぎると歌に悪影響を及ぼす場合があるので、ほどほどにしておいた方が良いかと思います。
ストレッチ
歌を歌う前や歌を歌った後に行うことも重要ですが、日ごろからストレッチを行っているとケガをしにくくなります。
また、身体をほぐすことによって、歌を歌う時に余計な力を抜くことができ、発声にも影響を与えます。特に顔や首、胸回りのストレッチを発声練習の前に取り入れることで、リラックスした発声を行うことができます。
発声練習
歌を歌うので、もちろん発声練習も必要です。発声練習をしっかりと行うことにより、腹筋や背筋も鍛えることができますし、喉の筋肉も鍛えることができます。
久しぶりにカラオケに行ったら、声があまり出なかったなどという経験もあると思いますが、普段から声を出していないと喉の筋肉もなまってしまうので、トレーニングが必要です。
注意点
飲み物、食べ物
歌う前や歌った後に、刺激的な飲み物や食べ物は控えた方が良いです。特に歌う前に摂取してしまうと上手く声が出せなくなったり、声帯を痛める恐れがあります。
また、歌い終わった後は、優しい飲み物や喉飴等を舐めた方が良いです。
無理をしない
体力づくりのためにウォーキングやランニングをしたり、腹筋や背筋をすることは無理のない範囲内で行いましょう。運動後にはしっかりと水分を補給したり、炎天下の中ではこまめに休憩を取りながらトレーニングを行いましょう。
また、必ず準備運動を行ってから身体を動かしましょう。ケガに繋がってしまいます。
まとめ
- 基礎体力作り
- 腹筋、背筋を鍛える
- ストレッチ
- 発声練習
上記が、歌を歌うための身体づくりに必要なことです。
私自身も体力づくりのために近所をランニングしたり、腹筋や背筋を行っていました。ただ、一度炎天下の中ランニングをしていて、汗をかきすぎた結果気分が悪くなった経験があるので、無理をしないのが一番大切です。熱中症か軽い脱水症状みたいな症状だったので、水分と塩分補給はこまめにすることをおすすめします。
発声練習を行う時に腹筋と背筋を意識して行うと、自ずと腹筋と背筋も鍛えられるので、自然な筋肉が付きやすく感じます。筋トレみたいに鍛え上げると逆に筋肉が邪魔になってしまうので、注意が必要だと感じました。
また、身体の体型が変わると声質も若干変化するので、太りすぎたり、痩せすぎたりすると今の声と変わってしまうこともあります。
日ごろの体調管理もしっかりと行い、普段のトレーニングの参考にしていただければと思います。