こんにちはトムです。
最近の曲はキーが高い曲が多く、中々カラオケで原曲キーで歌うことが難しいですよね。キーを下げて歌うしかなく、「もっと高い声が出せたらなあ」と思うことがあると思います。
ただ、実際にどうやったら高い声が出せるようになるのかがわからなかったり、どうやって練習すれば良いのかがわからないことが多いと思います。
そこで今回は、私が実際に実践してみて効果があったと思う高い声の出し方についてまとめましたので、参考にしていただければと思います。
高い声を出すための練習方法
裏声の練習
高い声を出す上で重要なのが、裏声です。「裏声じゃなくて、地声っぽい感じで出せるようになりたいんだよ」と思う方もいると思いますが、地声っぽく出すためにも重要なのです。基本的に裏声で出せる音域は自分が地声っぽく出せる音域なので、まずは地声で歌えない音域を裏声で完璧に出せるようにすることが大切です。
また、地声でも歌えるところも裏声で歌うことで、次の段階の練習の時に役立つので、一曲まるまる裏声で歌う練習もやっておいた方が良いです。
俗にいう地声と裏声の中間の声、ミックスボイスを習得する上でも重要となってきます。歌詞を歌いながら裏声を出すのが難しい場合は、ハミングや歌詞を歌わず「ラララ」や「ナナナ」と歌って練習すると歌いやすいかと思います。
喉を少し締める
裏声で完璧に歌うことができるようになったら、少しだけ喉を締めながら歌ってみます。イメージとしてはゾンビの声のような感じで「アアア」といった喉を締めた声を出す感じです。
俗にいうエッジボイスという声なのですが、これを裏声から徐々に喉を締めていって丁度良い感じのところを探るイメージです。
この調整が難しいのですが、ピッタリとはまるところを見つけることができれば、地声っぽい裏声の感じになってくると思います。この調整で裏声多めか地声多めかの声に調整できるので、自分の好みで調整すると良いと思います。
音階を繋げる練習
声が上手く出せるようになったら、次は音をスムーズに繋げる練習をします。低い音から高い音、高い音から低い音へと繋げる練習をします。
特に、地声から裏声の中間に位置するところが声が切り替わるポイントになるので、スムーズに繋げにくいと思います。
ポイントは音が低いからといって発声方法を変えるのではなく、一定の発声方法で低い音から高い音まで発声することによってスムーズに音が繋がりやすくなると思います。
注意点
リラックスして発声する
どうしても、高い音域を歌う時に力んだり、無理やり出そうとすることがあります。ただ、基本的にリラックスして歌った方が、力を入れて歌うよりも楽に声を出すことができます。
また、無理に発声しようとすると喉を痛めてしまうので、自分の出せる範囲で徐々に幅を広げていくことが大切です。
少量の息で十分
息を多めに使うことで、雰囲気を出す歌い方もありますが、実は少量の息で声は出ます。特に高い声を出そうとすると、息を多めに使ってしまいがちですが、上手く使えば少量の息で発声は可能です。こちらもリラックスした発声に影響するので、意識して発声しましょう。
また、ロングトーンや速いテンポの曲を歌う際にも息を上手く使うことで歌いやすくなります。
まとめ
- 裏声の練習
- 喉を少し締める
- 音階を繋げる練習
上記がしっかりできるようになれば、高い声を出せるようになります。
元々地声が高い方は特に意識しなくても、高い声が出せるかもしれませんが、地声が低い方もきちんと練習すれば高い声が出せるようになります。
私自身も地声は高くないですが、練習していくと徐々に音域が広がっていき高音が出せるようになりました。
練習をしているうちに、自分なりにコツを掴んでいって出せるようになったので、高い声を出したいなと思われた方は参考にしていただければと思います。